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USE CASE
採択者事例
音楽×ことばで親子を支える「ことばリズム教室ゆきんこ」【佐藤 由希さん】
▼事業概要:
ことば音楽療法士の資格を取得して、横手市を拠点に、音楽療法とリトミックを活用した「ことばリズム教室ゆきんこ」を開設します。子どもの発達段階に合わせた音楽プログラムを提供し、親子が楽しく学べる場を創出。健常児だけでなく、発達に特性のあるお子さんも対象として、一人ひとりに寄り添った支援を行います。
本プロジェクトの目指すビジョンは「子どもを生みたい、育てたいと思える横手をつくる」ことです。家庭と保育園にプラスして親子が安心して過ごせる“第3の居場所”を提供することで、子育ての負担感を軽減し、秋田での出産・子育ての選択肢を広げます。
▼採択者:佐藤 由希さん(令和6年度採択)
▼背景:
秋田県は全国でも少子化が進む地域であり、横手市も例外ではありません。核家族化や子育て環境の変化により、親が孤独を感じやすく、育児の不安を抱えこんでしまう家庭は少なくありません。特に、子どもの発語や発達に関する悩みを抱える親は多く、気軽に相談できる場が求められています。
また、音楽がもたらす発達促進効果に注目が集まる中、秋田にリトミックや音楽療法を取り入れた子育て支援という選択肢があることは重要だと思います。本事業では、音楽の力を活用し、親子が楽しみながら学べる場を提供します。
▼事業の特徴:
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音楽を活用した発達支援
ことば音楽療法とリトミックを組み合わせ、発語や表現力、社会性の向上をサポート -
親子の交流と学びの場の提供
保育園や幼稚園とも異なる“第3の居場所”として、親同士のつながりも生み出す。 -
出張型・オンライン対応
横手市を拠点に県南エリアで出張対応。オンラインレッスンも提供し、遠方の家庭も支援する。 -
地域と連携した子育て支援
中高生のボランティアにも活動に参加してもらい、若い世代に「秋田で子育てする魅力」を伝える。
▼佐藤さんのコメント:
私自身、保育士として働きながら子育てをする中で、親としての孤独や育児への不安を強く感じました。音楽には、そんな親子を支える力があります。ことば音楽療法とリトミックを通じて、一人ひとりの子どもに合ったサポートを行い、親子が楽しく学べる場をつくりたいです。秋田で『子どもを生みたい、育てたい』と思える環境づくりを目指します。
▼秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。