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USE CASE

採択者事例

旅人と地域住民が集うエコビレッジ ~人と自然がエコビレッジを通じて活かしあう持続可能な未来~【松本 さとりさん】

事業概要:

大仙市高梨地区の空き家となったアパートと周辺の耕作放棄地を活用し、「旅人と地域住民が集うエコビレッジ」をつくります。
本事業では、構想のスタートアップとして、交流拠点となるゲストハウス事業に取り組みます。
将来的には、食料自給を学ぶ「循環型コミュニティガーデン」や、エネルギー自給を学び、体験する「オフグリッド型タイニーハウスエリア」を整備し、人と自然、地域と都市、住民と旅人が交わる持続可能なコミュニティモデルを創出します。
関係人口を“滞在”から生み出すことで、地域の環境保全やコミュニティ活動の担い手確保にもつなげ、過疎や環境問題に対する実践的な解決モデルとなることを目指します。

採択者

松本 さとりさん(令和7年度採択)

背景:

東京に住んでいた頃から、安心安全な食材への追求や都会での生きづらさ、子育てへの不安から田舎暮らしに憧れを抱き、国内外のエコビレッジやパーマカルチャー農園を視察、「人の流れ」「資源の循環」「価値観の転換」が起きている現場を体感してきました。
2020年には大仙市へ移住して古民家を改装した飲食店を開業。朝市や子ども食堂の運営などの活動を行う中で、急速に進む少子高齢化、空き家や耕作放棄地の増加といった地域の厳しい現実を目の当たりにしました。「過疎や環境問題への解決策として、エコビレッジを秋田に」。都市部で高まる「自然との関係を取り戻したい」というニーズと地域の課題を結びつけ、人と自然が活かし合う未来をつくるために本プロジェクトを立ち上げました。

事業の特徴:

  • 交流拠点となるゲストハウスの改修・運営
    空きアパートを環境負荷の少ないリノベーションで再生し、地域住民、移住者、宿泊客が交流する拠点を整備
  • 関係人口と地域が共創するコミュニティ
    「高梨朝市」などのイベントやワークショップを通じ、単なる観光消費で終わらない、地域の担い手となるような深い関係性を構築
  • 循環型コミュニティガーデンの展開
    「有機農業・パーマカルチャーを活用した循環型ガーデン」「コンポストや再生可能エネルギー導入による資源循環の可視化」を実践し、秋田初のエコビレッジモデルを創出

松本さんのコメント:

私がエコビレッジを目指す理由は、「懐かしい未来と循環する暮らし」を次世代に残したいからです。 都会での消費中心の生活も、秋田での地域活動も経験してきたからこそ、いま本当に必要なのは“便利さ”ではなく“つながり”だと感じています。 この場所が、地域に全国からの人の流れと新しい風を呼び込み、子どもたちが「環境共生のまち」として誇りを持てるような、秋田の未来をつくる拠点になれば嬉しいです。

松本 さとりさん

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