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USE CASE
採択者事例
秋田発!アナウンサーが取り組む“健口改革”~お口から元気プロジェクト~【真田 かずみさん】
事業概要:
高齢化率全国トップの秋田県において、健康寿命の延伸を阻む「オーラルフレイル(口腔機能の衰え・虚弱化)」の予防に取り組むプロジェクトです。オーラルフレイルは、要介護リスクや健康寿命の短縮につながる重要な健康課題と指摘されています。元養護教諭としての知識と、現役アナウンサーとしての「伝える技術・発声法」を融合させ、独自の口腔体操プログラムを開発・展開します。従来の医療・介護的なアプローチに加え、「会話やコミュニケーションの楽しさ」を取り入れることで、高齢者の継続的な取り組みを促します。 また、企業向けには「話し方×オーラルフレイル予防」研修を提供するなど、働き盛り世代への啓発にも力を入れ、秋田発の持続可能な健康モデルとして全国展開を目指します。
採択者:
真田 かずみさん(令和7年度採択)
背景:
活動の原点は、大好きだった祖母の存在でした。耳が遠くなり、口の動きが弱くなることで、家族の会話の輪から離れがちになった祖母の姿を目の当たりにし、「味わう」「語り合う」「笑い合う」そのすべてが、“口の健康”に支えられていることに気づきました。また、口の衰えは、食べる機能を低下させるだけでなく、 社会参加意欲や生きる喜びそのものを奪ってしまうのです。高齢化先進県・秋田だからこそ、この課題に真正面から向き合いたい――。養護教諭として健康支援に携わり、アナウンサーとして「声」に向き合ってきた自分だからこそ、楽しみながら予防できる新しい解決策を提示できると考えました。
事業の特徴:
- アナウンサーメソッド×医学的知見に基づく独自プログラム
発声練習や朗読を取り入れ、声帯や口周りの筋肉機能の維持・向上を図るとともに、秋田大学や医療機関と連携して効果を検証します。 - 秋田弁や地域文化を活用した「楽しい」健康づくり
方言を使った発声など、地域に馴染みのある要素を取り入れ、高齢者が楽しみながら継続しやすいプログラムを展開します。 - 多世代・企業への展開
高齢者だけでなく、企業研修として「印象アップと健康予防」をセットにしたプログラムを提供し、働き盛り世代からの意識改革を図ります。
真田さんのコメント:
私の原点は、祖母との日々の暮らしです。「おいしく食べること」「誰かと語り合うこと」が、どれほど人生を豊かにするかを身近な存在から教わりました。口の健康は、単なる身体機能ではなく、「その人らしく生きる力」そのものです。高齢化先進県・秋田だからこそ、全国に先駆けたモデルをつくれると信じています。“声”と“口”から地域を元気にし、日本の未来を変える一歩を踏み出します。
秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。














