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USE CASE

採択者事例

ベジラボ秋田 ~レンタル農園で繋ぐ、地域の未来。秋田初!農業体験プロジェクト~【佐々木 雅仁さん】

事業概要:

「秋田の耕作放棄地を、農業初心者のための“生きた食育フィールド”へ。」
大仙市内小友にある自己所有の耕作放棄地を活用し、誰もが気軽に「農」と「食」を体験・実験できる「共創型レンタル農園」を開設します。農具の貸し出しや日常管理のサポートに加え、プロの栽培指導を行うことで、初心者でも安心して農業体験ができる環境を整えます。
また、市場になかなか流通しない希少な「あきた伝統野菜」の栽培や、収穫体験を通じた食育プログラムを提供し、秋田ならではの食文化と物語を次世代へつなぎます。
将来的には、県内他地域への展開や加工品の販売等にも取り組み、地域農業の持続可能性確保に貢献します。

採択者:

佐々木 雅仁さん(令和7年度採択)

背景:

4代目農家として就農して10年、担い手を失い荒れていく田畑の現実に直面し、「このままでは子どもたちが土に触れ、食べ物が育つ過程を知る機会が失われてしまう」という強い危機感を抱きました。
一方で、自ら家庭で実践する食育を通じ、“本物の野菜の味”が子どもの味覚や関心を育てることを実感してきました。
農業の未来を憂う農家としての危機感と、親としての食への願い。その二つを結びつける場として構想したのが「ベジラボ秋田」です。

事業の特徴:

  • 挫折させない「完全サポート体制」
    日常管理のサポートやプロによる栽培指導により、忙しい子育て世代や初心者でも「収穫の喜び」という成功体験を得られる環境を提供。さらに、道具の貸し出しを行うことで、手ぶらで来園できる気軽さを実現し、継続しやすい仕組みを整える。
  • 物語を味わう「あきた伝統野菜」
    スーパーには並ばない伝統野菜を栽培品目に加え、地域の食文化や種を守る大切さを学ぶ、他にはない食育体験を提供。
  • デジタル活用による新しい農業体験の発信
    SNSや動画で栽培のコツや生育状況を配信し、農園に行けない時間も自宅で農業に触れられる仕組みを構築。

佐々木さんのコメント:

私が農業を続ける中で感じてきたのは、「このままでは、子どもたちが秋田の本当の味を知らずに育ってしまうのではないか」という危機感でした。畑は、ただ野菜を作る場所ではありません。土に触れ、命の成長を感じ、収穫の喜びを分かち合う――その体験そのものが、未来への種まきだと信じています。 「農業は、伝統への敬意と未来への挑戦を両立できる、最も創造的な仕事だ」ということを、この事業を通じて次世代に伝え、秋田の食育と農業の新しいスタンダードをつくっていきます。

秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。

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