トップ > 採択者事例

USE CASE

採択者事例

Minecraftを活用したオンライン塾 『if(塾)』【高崎 翔太さん】

事業概要:

ゲームとして人気があり、プログラミング教材としても活用されている「マインクラフト」を使用した教室を開設します。生徒たちはゲームを通じて自然とプログラミングに親しみ、情報処理技術の基礎や応用を、楽しみながら早い段階で学ぶことができます。
加えて、生徒たちには自分の得意分野を生かした活動の機会を提供します。例えば、生徒自らが講師の役割を担う、県内企業のICT開発案件に取り組むといったことが想定されます。これにより、ビジネスに必要なスキルやコミュニケーション能力を身につけることが可能になります。
オンラインとオフラインを組み合わせながら、秋田県の子どもたちにより多くの社会参加の機会を提供し、教育の質とアクセシビリティ(学びやすさ)を向上させることを目指します。

採択者:

高崎 翔太さん(令和5年度採択)

背景:

2020年の新学習指導要領により、高校で「情報」科目が必修となりました。プログラミング的思考力の重要性はますます高まっています。
秋田県は全国的に高い学力を誇る地域ですが、実践的なプログラミング教育の機会が不足していると考えます。2025年からは大学入試共通テストの受験科目に「情報」科目が追加されますが、今のままでは十分な準備ができず、これまで全国的に高水準を維持してきた秋田の教育の価値が揺らぐ可能性があります。

事業の特徴:

マインクラフトを活用した新しいICT教育モデルを実現します。具体的には、マインクラフト上にプログラミングスクールを設置し、教育の場をメタバース化することで、子どもたちにとってより親しみやすく、楽しく学べる環境を提供しています。また、AIを活用しつつ、エビデンスに基づいた効果的な教育システムを構築し、確実に成果を出せる学習環境を整えています。

さらに、画一的な教育ではなく、一人ひとりの個性や強みを活かすことができる独自のカリキュラムを開発していきます。障がいや特性の有無にかかわらず、すべての子どもが自分らしく成長できる環境を大切にし、大手のスクールでは実現が難しい、きめ細やかなサポート体制を整えます。

また、企業から受託した開発案件を、生徒が有償で分担することで、生徒が実践的なスキルを身につけることができることも当事業の強みです。これにより、子どもたちは早い段階からビジネス感覚を養うことができ、将来的に即戦力として活躍できる力を培うことができます。プログラミング教育と並行して、自分の可能性を最大限に伸ばすことができる環境を整え、秋田県から世界に通用するICT人材の輩出を目指していきます。

目指すビジョン:

この事業は、秋田県の子どもたちにICTスキルやプログラミング教育の機会を提供し、地域社会の活性化に貢献します。具体的には、以下の3つを目標にしています。

  • 1. 秋田県におけるICT教育の推進
    小学生から高校生までの幅広い年齢層に対して、プログラミングを含むICTスキルや、社会で必要となるコミュニケーション能力を学ぶ機会を提供します。より多くの子どもたちがICTに触れ、将来的に活躍できる人材を育成することを目指します。
  • 2. 子どもたちが安心して学べる居場所の確保
    秋田県では、発達障がいのグレーゾーンの子どもや不登校の児童・生徒に適した学びの選択肢が少ないという課題があります。この事業が、そのような子どもたちにとって安心して学べる居場所となることを目指します。マインクラフトを活用した授業は、ゲーム感覚で楽しく学べるため、不登校の児童・生徒にとっても心理的なハードルが低く、参加しやすい環境を提供できます。また、共通の興味を持つ仲間と出会える場としても機能し、社会的なつながりを広げることにも貢献します。
  • 3. 地域のデジタル化推進による活性化
    秋田県から多くのITエンジニアや起業家を輩出し、地域のICT産業を活性化させることを目指します。ITスキルを持つ人材が増えることで、新たな仕事が生まれ、秋田の魅力を県外にもアピールできるようになります。その結果、ビジネスチャンスが増え、県外からの移住者をはじめ多くの人を秋田に呼び込むことにつながります。また、子どもたちが習得したITスキルが家庭や地域にも広がることで、秋田県全体のデジタルリテラシーが向上し、地域社会全体の発展に貢献することを目指します。

活動の様子

秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。

応募フォーム