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USE CASE
採択者事例
交通改善を目的とした乗合マッチングサービス【大矢 玲菜さん】
事業概要:
国際教養大学の学生が「行きたいときに、行きたい場所へ行ける」相乗りサービスプラットフォームを開発します。
ドライバーと乗りたい学生が、それぞれ行き先や時間、乗車可能(希望)人数を登録することで、アプリを通じてマッチングを行います。乗車後、学生はガソリン代と謝礼をアプリ上で支払い、私たちが必要な費用を控除したうえで、ドライバーにガソリン代を支払う流れを想定しています。
まずは学内の方を対象に展開しますが、将来的には、県内外の大学や住民への提供範囲拡大も目指していきます。
採択者:
大矢 玲菜さん(令和5年度採択)
背景:
国際教養大学の周辺は、公共交通の便が悪いため、学生が自由に移動できず、社会的な活動が制限されている状況にあります。現在の対策として、学生同士が任意で互いに送迎を行う「助け合い」の仕組みが存在しています。この方法は、時間の拘束が多いものの、大学生同士の行動パターンが似ているため、比較的効率的な手段となっています。しかし、この仕組みを利用できるのは、先輩との交流が多い一部の学生に限られるという課題があります。
事業の特徴:
運転手(ドライバー)と乗客(ライダー)のどちらからでも乗り合いを提案できる「双方向型マッチング方式」を採用しています。これにより、従来の一方向的なライドシェアに比べて、移動ニーズの多様性に柔軟に対応することが可能です。
また、地域の多様な移動課題に対応できる仕組みを備えています。通勤・通学、医療受診、買い物、高齢者の外出など、地域住民が直面している様々な移動の困りごとを、低価格かつ効率的に解決できる点が大きな強みです。公共交通の衰退や送迎負担の大きさといった社会課題に対して、実用的なソリューションを提示しています。
さらに、学生主体での事業推進に全国的な注目が集まっています。大学公認団体から始まり、一般社団法人化まで進んだ点や、各種ピッチイベントやメディアへの出演を通じて高い評価を受けている点も特長です。
目指すビジョン:
私たちは、国際教養大学の「コミュニティ文化」を活かしながら地方の交通問題を解決し、学生の活動の幅を広げることを目指しています。
さらに、衰退しつつある地方の交通機関に新しい価値観をもたらしたいと考えています。この仕組みを県内外の類似した環境の大学や施設へ導入することで、県内の教育環境の向上、各地域における交通問題の解決、観光客の誘致による地域活性化といった効果が期待できます。この事業を通じて、秋田全体の地域課題にアプローチし、持続可能な交通サービスのモデルを築いていきたいと考えています。
秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。














