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USE CASE
採択者事例
マタギの里で始める農家民宿とアドベンチャー【木村 望さん】
事業概要:
「秋田県守りたい里地里山50」の認定地域である北秋田市阿仁小様にある築120年の古民家を改修し、農業体験と農家民宿開業を目指します。農業・山菜の収穫、釣りやカヤックといった体験型コンテンツを提供し、北秋田市阿仁での生活を楽しみながらマタギ文化とふれあえる環境を整備します。
開業に向けては、古民家のDIY改修やSNS等での情報発信、SUPやカヤック、旧鉱山下流の鉱石探し体験などの提供に必要な調整といった準備を進めます。農業体験では、古民家農家民宿体験メニューを用意し、農作業体験をしていただき、収穫期に発送し、収穫できるものがあれば収穫して調理するといった内容を想定しています。
採択者:
木村 望さん(令和5年度採択)
背景:
大学学部在学中に知床で実習した際、シカが世界遺産を食べるという問題を知り、野生動物管理学に興味を持ちました。そしてマタギという存在を知り、たまたま開催していた北秋田市の農村体験ツアー(現 oriyamake)に参加し森吉、阿仁のマタギの人と出会うこととなります。大学を休学し、阿仁のマタギとともに狩猟や有害鳥獣について学ぶことを決意し、1年間北秋田市に滞在しました。休学中には狩猟免許と銃の所持許可を得てマタギの人たちと同行する経験もさせていただきました。卒業後は農業をやりたかったため、縁のできた北秋田市へ移住しています。
事業の特徴:
誰も住まなくなってしまった築120年の古民家を活かし、DIYで自ら汗をかきながら改修を行い、農家民宿事業を開始していきます。宿泊に来ていただいた方には古民家に泊まりながら、農業体験だけでなく、狩猟やマタギ文化について触れる体験、野生動物との触れ合い、SUPやカヤック等のアドベンチャーも楽しんでいただくことができます。農業体験においては、宿泊時に農作業を楽しんでいただき、育った野菜等は収穫したタイミングで発送することも行います。ご自身が農作業に携わった野菜等を実際に食べていただくことで「食育」にもつながると考えています。
目指すビジョン:
移住者や狩猟者を増やす拠点として機能することを目指します。地方では観光に力を入れているとよく聞きますが、観光関係従事者が高齢化していく昨今では、若者の担い手も必要になります。そこで自分のような地域の担い手を増やしていくことを目標に19~20歳くらいのまだ進路が決まっていない、あるいは進路を変えられる多感な年代をメインターゲットにしたいと考えています。自分を含め移住者の経験を見ると、どんな些細なきっかけや繋がりでも、将来を左右することがあると思います。若い方に古民家の農家民宿をベースに自然や農業、釣りやカヤックなどのアクティビティを楽しみ、阿仁のマタギ文化に触れていただきたいです。マタギの文化や私が経営する農園の取り組みを見てもらい、共感や感動が得られれば、阿仁での暮らしが大学等卒業後の選択肢に少しでもなり得るかもしれないなと考えています。
秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。














