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採択者事例
秋田駅発!着物体験×観光誘致で地域経済を活性化【浜田 悠乃さん】
採択者:浜田 悠乃 さん
事業名:秋田駅発!着物体験×観光誘致で地域経済を活性化
活動地域:秋田市
若チャレでの取り組み:
浜田さんは、秋田における若者・女性の流出という課題の背景にある「多様な雇用機会の不足」に着目し、着物文化を活用した観光コンテンツの創出に取り組んできました。
若チャレの支援期間中は、「着物が似合う街」というビジョンのもと、観光魅力の向上・雇用創出・文化継承の3つを軸に実証を進めました。クルーズ船の乗船客を対象とした着物観光体験では、千秋公園などを巡るプログラムを実施し、満足度90%、再参加意向80%と高い評価を獲得しています。
また、着物の着方提案や中古着物の販売、地域イベントでの出店などを通じて、観光客の体験価値向上と地域内での消費機会創出を実現しました。さらに、浜田さんが中心となって2025年9月に秋田市・セリオンで開催した着物がテーマのイベント「和るしぇ」では1,400名以上が参加し、地域の賑わい創出と出展者の収入機会の拡大にも寄与しています。
加えて、学生インターンの受け入れや廃棄着物の利活用にも取り組み、雇用創出の検証や文化資源の循環といった社会的価値の創出にもつなげてきました。
事業終了後の目論見:
国際教養大学(AIU)の留学生向けの文化体験プログラムの展開や、大学との連携によるインターン制度の確立を進め、持続的な運営体制の構築を目指しています。
あわせて、行政との連携による観光パッケージの共同開発や、商店街と連動した着物文化イベントの定期開催を通じて、地域全体を巻き込んだ観光モデルの確立を図る構想です。
将来的には、秋田に眠る着物や街並みといった地域資源を活用し、観光と雇用を両立させる新たな産業として確立することで、「若者が戻りたいと思えるまちづくり」への貢献を目指します。
事務局コメント:
浜田さんは、地域課題を自分ごととして捉え、着物という文化資源を軸に観光・雇用・文化継承を一体的に捉えた事業を実践してきました。
実証を重ねる中で、インバウンド向けプログラムやイベント開催など、具体的な成果を着実に積み上げている点が印象的でした。一方で、収益性の確保や運営体制の構築といった課題にも向き合いながら、次のステップに進もうとしています。
今後は、個別の体験にとどまらず、商店街や行政を巻き込んだ面的な展開へと発展していくことで、地域経済への波及効果がさらに高まることが期待されます。
浜田さんの挑戦が、秋田の新たな観光と雇用の形として広がっていくことを、引き続き応援していきます。
秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。














