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採択者事例

森と、morito 香りを通じて森や地域、木都文化と人をつなぎ、自然と共に生きる楽しみを分かち合う【江南 綾絃さん】

採択者:江南 綾絃さん
事業名:森と、morito 香りを通じて森や地域、木都文化と人をつなぎ、自然と共に生きる楽しみを分かち合う
活動地域:能代市

若チャレでの取り組み:

江南さんは「木都・能代」の象徴である秋田杉に着目し、香りを通じて森と人をつなぐ新たな価値づくりに取り組んできました。
若チャレ支援期間中は、秋田杉の香りを活かした香水ブランド「morito」の開発に挑戦。専門外であった香水業界に飛び込み、展示会への参加や商品設計、販売戦略の検討など、ゼロから事業づくりを進めてきました。

活動の様子

また、県内でのテスト販売を複数回実施する中で、当初は売上が伸びないという課題にも直面しましたが、商品仕様の見直しや価格設計、販売場所の選定などを改善。顧客視点での分かりやすさを追求しながら、プロダクトのブラッシュアップを重ねてきました。
さらに、香水という「モノ」にとどまらず、森や地域の魅力を体感できるツアーや体験づくりにも取り組み、プロダクトと体験を組み合わせた価値提供の可能性を模索しています。
加えて、専門家や事業者、メディアなどとの関係構築を進め、事業基盤の拡張にも取り組んできました。

活動の様子

事業終了後の目論見:

体験ツアーの磨き込みやECサイト・SNSを活用した情報発信を強化し、商品の魅力をより多くの人に届けていくことを目指しています。
また、県内外での本格販売やクラウドファンディングなど、多様な販売チャネルの構築に取り組むとともに、大学との連携による新たな商品開発も進めていく構想です。
将来的には、秋田杉をはじめとした地域資源を活かしながら「森と人がつながる体験とプロダクト」を通じて、能代の文化や魅力を次世代へとつないでいくことを目指します。

事務局コメント:

江南さんは、地域資源である秋田杉を新たな切り口で捉え、香りという感覚的価値をきっかけとした事業づくりに挑戦してきました。
試行錯誤を重ねながら、商品開発だけでなく販売や体験設計にも取り組み、着実に事業の解像度を高めている点が印象的でした。一方で、市場との向き合い方や伝え方の工夫など、次の成長に向けた課題にも真摯に向き合っています。
今後は、プロダクトと体験を掛け合わせた展開を通じて、地域資源の新たな価値創出と外部への発信がさらに加速していくことが期待されます。
江南さんの挑戦が、秋田の森林資源と文化をつなぐ新しいモデルとして広がっていくことを、引き続き応援していきます。

秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。

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