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採択者事例

Akita Connect「挑戦と賑わい」をシェアキッチンカーで広げる【菊地 美菜 さん】

採択者:菊地 美菜 さん
事業名:Akita Connect「挑戦と賑わい」をシェアキッチンカーで広げる
活動地域:にかほ市

若チャレでの取り組み:

菊地さんは、飲食業界での経験を背景に、開業資金や固定費の高さといったハードルにより「挑戦したくても踏み出せない」人が多い現状に課題意識を持ち、誰でも気軽にチャレンジできる環境づくりに取り組んできました。
若チャレの支援期間中は、シェアキッチンカー事業の立ち上げに向けて、法的基盤の整備や必要資格の取得、契約・約款の構築などを進め、安心して利用できるレンタル事業としての体制を確立しました。また、SNSやLINE、ホームページを活用した情報発信により、集客導線の整備にも取り組んでいます。
実際の運用では、2026年2月までに約75回のレンタルを実施。シェアキッチンを利用していた事業者がキッチンカーでの出店を重ねることでファンを獲得したり、既存店舗の事業者が新たな販売手法として活用し、その後独立につながるケースも生まれるなど、挑戦を後押しする具体的な成果が見られています。
さらに、2025年6月に地元企業と連携してにかほ市で開催したイベントでは、キッチンカーやハンドメイド出店、子ども向け企画などを組み合わせ、1,500〜2,000人規模の集客を実現。地域の賑わい創出にも寄与しました。加えて、中学生と連携した商品開発にも取り組み、次世代の挑戦機会の創出にもつなげています。

活動の様子

事業終了後の目論見:

今後は、チラシ配布やSNS発信の強化を進め、より多くの挑戦者を生み出す仕組みづくりに取り組んでいきます。また、飲食店や卸業者との連携、独自の出店場所の開発などを通じて、キッチンカー事業の可能性をさらに広げていく構想です。一方で、冬季の運用や安定的な稼働率の確保といった課題にも向き合いながら、持続可能な事業モデルの確立を目指しています。
将来的には、「挑戦したいけど不安」と感じている人が一歩踏み出せる環境を整えることで、秋田に新たな事業者を増やし、地域の賑わいと活力の創出につなげていくことを目指します。

事務局コメント:

菊地さんは、ご自身の経験をもとに飲食業界の構造的な課題に着目し、「挑戦のハードルを下げる仕組み」としてシェアキッチンカー事業を実装してきました。制度設計から実証、利用者の成功事例の創出までを一貫して進めており、単なるアイデアにとどまらない実践力が印象的です。一方で、季節変動や集客といった現実的な課題にも向き合いながら、事業の磨き上げを進めています。
今後は、地域内の多様なプレイヤーを巻き込みながら、挑戦の連鎖を生み出すプラットフォームとしての発展が期待されます。
菊地さんの取り組みが、秋田における新たな起業・挑戦のモデルとして広がっていくことを、引き続き応援していきます。

秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。

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