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採択者事例
<OBインタビュー>食材を取って食べる体験型ゲストハウスの開発:前編【中山 功大さん・笠間 怜さん】
中山 功大さんは令和3年度に「食材を取って食べる体験型ゲストハウスの開発」というテーマで、笠間 怜さんとともに若チャレで採択されました。古民家を活用したゲストハウスの立ち上げ・運営を軸に、秋田県にかほ市で活動されています。
最近の活動トピックを教えてください
株式会社Ventos(ベントス)が運営するゲストハウス麓〼(ろくます)は、秋田県にある300人ほどの小さな集落の中に佇む、地域と外をつなぐ"入り口"のような存在です。リモートワーカーやフリーランサー、大学生、海外からの旅行者、そして鳥海山を訪れる登山者など、さまざまなお客さまを受け入れており、長期滞在される方も多くいらっしゃいます。
このゲストハウスの最大の魅力は、地域との深い関わりを通じて、田舎の暮らしや文化を「体験」として味わえることにあります。単なる宿泊ではなく、そこに住む人々と交わりながら四季折々の行事に参加できる点が、多くのリピーターを惹きつけています。5月には地域の運動会があり、ユニークな競技が名物です。夏は版学(地域の盆行事)や漁業体験、冬は五穀豊穣を祝う「さえのかみ行事」や雪の中での温かい蕎麦と日本酒を楽しむ宴など、季節ごとに様々な文化に触れることができます。
体験の幅も非常に広く、春は山菜採り、夏は蕎麦打ち体験や港区の小学生とのBBQ、漁師さんの船に乗る釣り体験、秋には美味しい新米を囲んだ「米フェス」、冬は手打ち蕎麦と地酒を楽しむ宴などが用意されています。中でも大学生向けの「僕の夏休みプラン」は大人気で、草刈りを手伝う代わりに宿泊費が無料になる仕組み(農水省の補助金を活用)となっており、首都圏や関西から多くの学生が訪れています。
高齢化率55%、人口減少も進むこの地域にとって、外からの力は欠かせません。ゲストハウス麓〼は、田舎の魅力を体験しながら地域に貢献できる貴重な場であり、訪れた人が「自分だけの田舎」を見つけられるような特別な時間を提供しています。お客さま一人ひとりにとって、ただの旅行先ではなく、第二のふるさととなるような場所を目指しています。
後編はこちら:
<OBインタビュー>食材を取って食べる体験型ゲストハウスの開発:後編【中山 功大さん・笠間 怜さん】
▼秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。














