トップ > 採択者事例
USE CASE
採択者事例
<OBインタビュー>オルタナティブとしての防災・減災プロジェクト:前編【斉藤 亜希さん】
斉藤 亜希さんは令和3年度に「オルタナティブとしての防災・減災プロジェクト」というテーマで採択されました。にかほ市を中心に活動されています。
最近の活動トピックを教えてください
「オルタナティブとしての防災・減災プロジェクト」というテーマで令和3年度に採択をしていただきました。地域の防災力を高めていくには、発災時を想定した準備だけでなく、日常をどのように過ごすのかも重要になります。平時・有事ともに、自助・共助・公助が重要だとはよく言われます。しかしながら、私が生まれ育ち、現在活動の中心となっている秋田県にかほ市を始めとして、秋田県は人口減少・高齢化が進んでいる状況で、どれも成り立たせることが難しいです。具体的には、高齢者を始めとする要援護者に対して「自助」を求めることは難しいですが、肝心の「公助」は働き盛りの年代の人口減少による経済衰退に伴い、必要な財源を確保するのが難しく、充実したサービスを提供するのは困難です。また、地域住民同士の助け合いを目指す「共助」においてもその基盤となる地域コミュニティそのものが希薄化していっています。こういった課題群に立ち向かい、地域の防災・減災力を高めていくには、平時の経済活動から有事を想定した防災教育活動まで幅広い活動をしていく必要があります。以下は私が若チャレ採択後の活動として行ったものの一部です。
▼秋田県にかほ市総合防災訓練の企画・運営
令和4年・令和5年・令和6年の3年間、にかほ市役所総務部防災課と連携させていただき、「総合防災訓練」の企画・運営をしました。単純な防災訓練だけでなく、親子を始めとする地域住民の皆さんに楽しんでもらいながら、防災を学べるコンテンツを考えました。令和6年夏に由利本荘市・にかほ市を襲った大雨被害のときに、そこで学んだことを実践してくださったというお声を聞いており、草の根的な活動ではありますが、嬉しく思っています。
R6年度 にかほ市総合防災訓練の様子
▼企業への防災研修の提供
防災教室を年間20回以上行うようにもなってきました。最近では企業向けに実施することも増えてきています。令和6年3月10日にはNHK仙台放送局さんと協働して、人気キャラクター「やっぺぇ」とコラボしたかたちで「非常用持ち出し袋」に関する防災ワークショップを開催しました。当日は多くの方に参加いただきました。
また、保険会社さんとは「逃げ地図ワークショップ」を開催させていただきました。参加者は社員の皆さんだったのですが、このワークショップで学んだことを今後社員の皆さん自身で地域に普及させていくとのことで、防災・減災の活動が広まっていくことにつながるかなと思っています。
NHK仙台放送局「やっぺぇワークショップ〜わたしの非常用持ち出し袋〜」の様子
▼秋田県地域連携安全・安心推進委員会の委員への就任
秋田県地域連携安全・安心推進委員会の委員にも就任しました。秋田県にある25市町村のうち1つを選定し、モデル地域として1年間を通して防災を推進する取り組みを秋田県として行っており、私の活動内容としては、それを委員としてサポートするものです。
後編はこちら:
<OBインタビュー>オルタナティブとしての防災・減災プロジェクト:後編【斉藤 亜希さん】
▼秋田県 若チャレ(若者チャレンジ応援事業)とは:
秋田県を中心とした若い世代の起業や事業創造・事業開発といった夢の実現に向けた取組に、最大400万円の補助金助成や、起業家育成プログラムを提供して支援します。














